弁理士になる方法はいくつかありますが、最も一般的なのが毎年1回行われる弁理士の国家試験に合格することです。
弁理士試験は、5月に1次試験の短答式筆記試験、7月に2次試験の論文式筆記試験、10月に3次試験の口述式試験と半年にわたる試験が行われます。
短答式に合格した人が論文式を、論文式に合格した人が口述式を受けることができます。1次試験、2次試験、3次試験のそれぞれの試験問題は、以下のようになります。
・短答式筆記試験では、工業所有権(特許、実用新案、意匠、商標)に関する法令、工業所有権に関する条約、著作権法、不正競争防止法が出題される。5択のマークシート方式。
・論文式筆記試験では、特許・実用新案に関する法令、意匠に関する法令、商標に関する法令と選択科目(理工Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・Ⅴ、法律)。
・口述式では、特許・実用新案に関する法令、意匠に関する法令、商標に関する法令が出題される。面接方式で各科目10分程度。
難関といわれる弁理士資格取得試験の2011年度の3次試験までの合格率は9.1%でした。
実に狭き門ですね。
1年で最終合格を目指すのももちろんいいですが、最終合格までの平均年数は5年と言われています。
2年間で合格することを目標に、計画を立ててみるといいでしょう。
最初の1年では、必須科目の工業所有権(特許、実用新案、意匠、商標など)に関する基礎を徹底的に勉強。
2年目は、選択科目の勉強と論文の書き方、そして、応用力をつけていきます。
なお、短答式筆記試験と論文式筆記試験の必須科目は合格すると2年間試験が免除され、論文筆記試験の選択科目は合格すると永続的に免除されます。
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